ナレンドラ ダモダルダス モディ नरेन्द्र दामोदरदास मोदी Narendra Damodardas Modi 1950 9 17生 18代インド首相 前グジャラート州首相

 


 石川啄木が歿なくなつてからいまだ二十年かそこらにしかならないのに、石川の伝記が往々誤り伝へられてゐるのは石川のためにも喜ばしいことではない、いはんや石川が存生中の知人は今なほ沢山あるにも拘はらず、その伝記がたまたま誤り伝へられてゐるのを考へると、百年とか二百年とかさきの人々の伝記なぞは随分信をおけない杜撰なものであるとも思へば思はれます。ですから一片の記録によつてその人の一生を速断するといふことは、考へてみれば早計なことではないでせうか。
 私の思ふには石川が最後に上京して朝日新聞在社時代の前後や、晩年の生活環境については石川の恩人であつた金田一京助氏が一番正確に知つてゐるはずで、同氏によつてその時代のことを書かれたものが、正確なものだと考へられるが、北海道時代、ことに釧路時代の石川のことについては全く知る人が少いやうに思ふのでそれをここで述べてみよう。
 石川の歌集をひもとく人は、その作品の中に小奴こやつこといふ女性が歌はれてゐることを気づくであらう。
 小奴といふのは釧路の芸者で、石川とは相思の仲であつたともいへよう。私は小奴に逢つたのは石川が釧路を去つて約一年後であつた。その動機といふのは、大正天皇が皇太子のころ北海道へ行啓されたことがあつた。その時私は、東京有楽社のグラフイツクを代表して御一行に扈従こせうして函館から、札幌、小樽、旭川、帯広と順々に釧路へ行つた。その時東京からの扈従記者は新聞では国民新聞の坂本氏、通信社では電報通信の小山氏、日本通信の吉田氏らであつた、その時の新聞班の係長はつい先ごろまで、千葉県や群馬県の県知事をしてゐた県忍氏で県氏はその当時北海道庁の事務官であつたため新聞班の係長に選定されたのである。
 そこで我等扈従こせう記者の一行が県氏の案内で釧路へ着くと、釧路第一の料理亭、○万楼まるまんろうで土地の官民の有志が我我のために歓迎会を開いてくれた。私も勿論その席に出席して招待を受けたのであつた。
 時は丁度灯ともしごろ、会場は○万楼の階上の大広間で支庁長始め、十数名の官民有志が出席して、釧路一流の芸妓げいしやも十数名酒間を斡旋した。その時私がふと思ひだしたのは、嘗て石川から聞いてゐた芸者小奴のことであつた。私はこの席に小奴がゐるかどうかを女中に尋ねてみると、女中のいふには
『支庁長さんの前にゐるのが小奴さんです。』
 見ると小奴は今支庁長の前で、徳利を上げて酌をしてゐるところである。としは二十二、三位、丸顔で色の浅黒い、あまり背の高くない、どつちかといへば豊艶な男好きのする女であつた。その中に小奴は順々に酌をしながら私の前に来た。そこで私は
『小奴とは君かい。』
と聞いてみた。すると
『ええ、わたしですが何故ですか。』
と不思議さうに私の顔をみる、私は
『君は石川啄木君を知つてゐるだらう。』
といふと小奴は
『石川さん?』と小声に云つて、ぽつと頻を染めながら伏目勝ちになつて
『どうしてそんなことをおききなさるのですか。』
『いいや、君のことは石川君からよく聞いてゐたものだから……』
『あら、あなたは東京のお方でせう、それにどうして石川さんを知つてらつしやるのですか。』
『私は、今は東京にゐるが一、二年前までは小樽や札幌にゐたからそんなことはよく知つてゐるよ。』
 実は私は札幌で石川を始めて知つて、それから小樽の小樽日報へ一緒に入社したのであつた。小奴は
『あなたのお名前は何とおつしやいますか。』
と、不安さうな瞳をみはつて尋ねるのであつた。
『私は野口といつて石川君とは札幌からの懇意だもの。』
『まあ、あなたが野口さんでしたか、それでは石川さんから始終あなたのお噂を聞いてゐました。それにしても今石川さんは何処どこにゐらつしやるのでせうか。』
 小奴は石川が釧路を去つてからの後は石川のくはしい消息は全く知らないらしかつた。
『いまは東京にゐるが、君はそれを知らないのか。』
『ええ、東京へ行つてゐるといふことはうすうす聞いてゐましたが、東京の何処にゐらつしやるのかその後音信がないので存じません。』といふ。
 さうしてゐる中に酒席は酣になつて、一同のかくし芸が始まる。小山氏の手品、坂本氏の詩吟等と主客共愉快になつて、大はしやぎにはしやいだ。私は小奴と石川のことを話し合つてゐたために、同行の某君は、けしからんけしからんといひながら傍へよつて来て、たうとう私と小奴との話をさへぎつてしまつた。そこで小奴はまた支庁長の方へ行つて三味線をひきだした。私も大分酔つて来て一行と共に出来ないかくし芸なぞしてはしやいだ。
 やがて宴会が終つて芸者連は帰つてしまつた。私達も旅館へ引きあげようとして階段を下りて来ると、女中が一通の手紙を私に渡した。封筒には唯、野口様と書いただけで誰からの手紙ともわからなかつたが、開けてみると鉛筆の走り書きで、
『石川さんのお話もお伺ひしたうございますから、お帰りに私の家によつて下さい、人力車でいらつしやればすぐでございます。  小奴』
とあるのでその手紙が小奴からであることがわかつた。そこで私は帰りに小奴の家に寄つてみた。家は○万楼から四五丁位の処でその辺は花柳街で、小奴の家は格子戸のはまつた、下が三畳に六畳の二間、二階も一間位はあつたらしい、小じんまりした家であつたやうに記憶してゐる。
 小奴は私の行くのを待つてゐたらしくぐに六畳の部屋に迎へて呉れた。壁には三味線が二梃ばかりかかつて本箱の上には稽古本が二冊位のつてゐた。左の方の柱に石川の書いた短冊が一枚かかつてゐた。短冊にかかれた歌の文句は忘れてしまつたが、歌の意味は、『小奴ほど人なつかしい女はない』といふやうなことであつた。全く小奴は人なつかしい温和しい女性でまた正直な女であつた。小奴は酒に酢のものを添へて料理を出して、心から私を歓迎してくれた。
 何でも小奴にはそのころ三つか四つぐらゐになる子供があつた。その子供の親は石川ではなく、小奴の前の旦那の子供であるといふことであつた。小奴の家庭は、小奴とその子供と箱屋と女中とをかねた五十ぐらゐの婆さんの三人暮しで、いふまでもなく小奴は自前の芸者として釧路でも姐さん株であつた。小奴の母親は幼少のころ亡くなつたが、父親おやは、そのころ、――実の父親か義理の父親であつたかよく記憶はしてはゐないが、――何れにしろ父親は釧路駅の従業員をしてゐて小奴とは別居して暮らしてゐた。小奴と逢つた翌日その父親にも停車場で逢つたが、決して裕福な暮しではなかつたやうである。
 小奴は私に石川のことについて次のやうなことを話して聞かせた。
『石川さんが釧路へ来て間もなく、社(釧路新報社のこと)の遠藤決水さん達と一緒に逢つたのが、初めてで、それから始終石川さんとお逢ひしてゐましたが、初めの中は料理屋の勘定なども無理な工夫をして支払つてゐましたし、私も出来るだけお金の工面もしましたが、たうとう行きづまつて、はてはお座敦に行けばお客達から『石川石川』といつてからかはれお座敷の数もだんだん減つてどうすることも出来ないやうになつてしまつたのです。それに石川さんにはお母さんも奥さんも子供さんまであつて、お金に困りつつ小樽にゐるといふことを遠藤決水さんから聞かせられて、私は第一奥さんにすまないと思ひましたのでそれからは、心にもない不実な仕打をするやうになりました。それとしらない石川さんはその後私を大変恨むやうになりました。そこへまた社の社長(釧路新報の社長白石義郎氏のこと)さんも石川さんに意見をするやうになつたので、それやこれやで石川さんは釧路をたつ気になつたのでせう。
 けれどもたつといつたとこで、一文の金の融通さへも出来ないまでに行きづまつてしまつた石川さんは、丁度その春の解氷期をまつて、岩手県の宮古浜へ材木を積んで行く帆前船に乗つて、大きな声ではいはれませんがこつそりと夜だちしてしまつたのです。
 さあ石川さんが夜だちをしたとなると勘定の滞つてゐる料理ややそばやが皆私の方へ催促をするので私はよくよく困つてしまひました。仕方がないから社の社長の白石さんを尋ねて何とかして下さいませんかと頼みましたが、白石さんはぷんぷん怒つてゐて、てんで取り合つてくれませんでした。尤も石川さんが夜だちをする二日ほど前に
『「これから郷里の岩手へ行つて金をこしらへて来る。」といつてゐましたが、そんなことはあてにならないとは思つてゐましたが、さうでもしてくれればいいがとせめてもの心頼みにもしてゐたのです。けれどもここをたつてからは一度の音信もありませんから、釧路のことも、私のことも、もう忘れてしまつたのだと思はれます。』
と話して小奴は泪をさへうかべてゐました。私は小奴が気の毒になつたので、
『私が東京へ帰つたら、石川に早速話して石川を慕つてゐる君の心をよく伝へるから。』と慰めの言葉を残して旅館に帰つて来た。
 その後東京へ帰つてから、東京朝日新聞社に石川を尋ねて小奴の話を伝へると、石川はきまり悪さうに笑ひにまぎらして何とも答へなかつた。同じその晩石川と銀座のそばやで一杯やりながら再び小奴のことを話しだすと石川も感慨無量の面もちでうなだれてしまつたので、もうそれ以上私は石川に小奴の話をする勇気がなくなつてしまつた。そしてその後幾度か石川には逢つてもついその話はせずにしまつた。
 それから余程経つた後であつた。小奴にそのうち石川と一緒に釧路へ君を尋ねるといふ葉書を出したことがあつたが、小奴からは何の返事もなく、石川も他界してしまつたので、時折歌集を繙く度に小奴の名の出てくるのをみると、釧路の夕を思ひ出しては芸者小奴は今、どうしてゐるかといふことを考へるのであつた。
     ○
 その後大正十年の春、私が奈良市へ講演に行つて四季亭へ泊つた時、どうした話のはずみだつたか四季亭の女中が、あなたを知つてゐる坂本さんといふ女の方が京都にをりますよと私にいふのである。その女中は何でも京都の生れであつたやうに思はれた。私は坂本といふ婦人はいくら考へても思ひ出せなかつたので女中にだんだん聞いてみると、その坂本といふ婦人こそ、釧路の芸者小奴であつた。小奴の本姓は坂本といふのであつた。
 その女中の話しによると、小奴の坂本はその当時京都のある呉服屋の支配人の妻君になつて京都に住んでゐたのであつた。釧路と京都とはどんな事情で小奴が今京都にゐるかは知らないが、不思議な感がしてならなかつた。
 大正十年といへば今から七八年前のことであるから、今も小奴は京都にゐるかも知れない。
 そのころ無名の詩人であつた石川、今の石川の名声と思ひ合はせて考へた時、小奴はたしかに感慨深いものがあるであらう。
 私も機会があつたら、もう一度小奴に会つて石川の話もしてみたいやうな気もするが単に京都とばかりでは、京都の何処どこにゐるのやら知るよしもなくそのままになつてしまつた。
     ○
 石川は人も知る如く、その一生は貧苦と戦つて来て、ちよつとの落付いた心もなく一生を終つてしまつたが、私の考へでは釧路時代が石川の一生を通じて一番呑気であつたやうに思はれる。それといふのも相手の小奴が石川の詩才に敬慕して出来るだけの真情を尽してくれたからである。かうした石川の半面を私が忌憚きたんなく発表することは、石川の人と作品を傷つける如く思ふ人があるかも知れないが私は決してさうとは思はない。
 妻子がありながら、しかも相愛の妻がありながら、しかもその妻子までも忘れて、流れの女と恋をすることの出来たゆとりのある心こそ詩人の心であつて、石川の作品が常に単純でしかも熱情ゆたかなのも、皆恋する事の出来る焔が絶えず心の底に燃えてゐたから、それがその作品に現れてきてゐるので、もし石川にかうした心の焔がなかつたならば、その作品は死灰しかいの如くなつて、今日世人から尊重されるやうな作品は生れて来なかつたかも知れない。
 いはば石川の釧路時代は、石川の一生中一番興味ある時代で、そこに限りなき潤ひを私は石川の上に感ずるのである。
 このことを石川が地下で聞いたならば苦笑をもらすか、微笑をもらすか、石川のことであるから多分苦笑をもらし乍ら煙草を輪に吹いてだまつてゐるだらうとそれが私の目に見ゆるやうに感じられてくる。




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No.作品名
副題
文字遣い種別著者名著者基本名翻訳者名等
201薪能と呪師走の翁新字旧仮名折口 信夫  
202滝口入道旧字旧仮名高山 樗牛  
203田木繁に新字新仮名槙村 浩  
204滝しぶき新字新仮名吉野 秀雄  
205滝田哲太郎君新字新仮名芥川 竜之介  
206滝田哲太郎氏新字新仮名芥川 竜之介  
207滝について新字新仮名尾崎 士郎  
208滝のある村新字旧仮名牧野 信一  
209滝野川貧寒新字旧仮名正岡 容  
210たき火新字新仮名国木田 独歩  
211滝見の旅新字新仮名伊藤 左千夫  
212抱茗荷の説新字新仮名山本 禾太郎  
213沢庵新字新仮名北大路 魯山人  
214托児所のある村新字新仮名小川 未明  
215託児所をつくれ新字旧仮名小熊 秀雄  
216卓上演説新字旧仮名牧野 信一  
217卓上語新字旧仮名田山 花袋
田山 録弥
 
田山花袋
 
218宅地新字旧仮名宮沢 賢治  
219田口竹男君のこと新字旧仮名岸田 国士  
220啄木と賢治新字新仮名高村 光太郎  
221啄木とデカルト命題新字新仮名三枝 博音  
222拓本の話旧字旧仮名会津 八一  
223新字新仮名宮本 百合子  
224旧字旧仮名萩原 朔太郎  
225竹馬の太郎新字新仮名小川 未明  
226たけくらべ新字旧仮名樋口 一葉  
227たけくらべ旧字旧仮名樋口 一葉  
228たけくらべ旧字旧仮名樋口 一葉  
229他計甚麽(竹島)雑誌旧字旧仮名松浦 武四郎  
230武田麟太郎追悼新字新仮名織田 作之助  
231武ちゃんと昔話新字新仮名小川 未明  
232竹取物語旧字旧仮名和田 万吉  
233竹の木戸新字新仮名国木田 独歩  
234たけのこ新字新仮名新美 南吉  
235タケノコ旧字旧仮名新美 南吉  
236筍の美味さは第一席新字新仮名北大路 魯山人  
237竹の里人 一旧字旧仮名伊藤 左千夫  
238竹の里人〔一〕旧字旧仮名長塚 節  
239竹の里人〔三〕旧字旧仮名長塚 節  
240竹の里人〔二〕旧字旧仮名長塚 節  
241竹の根の先を掘るひと旧字旧仮名萩原 朔太郎  
242竹本綾之助新字新仮名長谷川 時雨  
243竹藪の家新字旧仮名坂口 安吾  
244茸をたずねる新字新仮名飯田 蛇笏  
245「蛸壺」の句新字新仮名中谷 宇吉郎  
246章魚人夫新字新仮名広海 大治  
247章魚の足新字新仮名夢野 久作
海若 藍平
 
夢野久作
 
248章魚木の下で新字新仮名中島 敦  
249蛸の如きもの新字新仮名豊島 与志雄  
250凧の話新字新仮名淡島 寒月  
前の50件

啄木と賢治

高村光太郎




○岩手県というところは一般の人が考えている以上にすばらしい地方だということが、来て住んでみるとだんだんよく分ってきました。此の地方の人の性格は多く誠実で、何だか大きな山のような感じがします。為ることはのろいようですが、しかし確かです。天然の産物にも恵まれていて、今にこれがみんな世の中に利用されるようになったら、岩手県は日本の宝の蔵になるでしょう。
○人物にも時々たいへんすぐれた人が出ています。文芸方面でいえば、石川啄木、宮澤賢治などという詩人が出たことは、もう皆さんも知っていることでしょう。啄木の歌や、賢治の詩は学校の教科書にものっていたと思います。「雨ニモマケズ」という賢治の詩などは、思いがけぬほど多くの人に暗記されています。
○石川啄木は明治十八年に生れてたった二十七歳で死んだ詩人ですが、死んだ後になってますます世の中の人に其の詩や歌や小説を読まれ、終戦後にも時代の考え方に大きな力を与え、たいへん一般の人に好かれ、今では啄木を主人公にした映画がいくつも競争で作られるほどになりました。
○啄木は岩手県岩手郡の玉山村という小さな村に生れ、隣の渋民村の学校で勉強しました。少年の頃から大いに勉強して、十八歳頃から長い詩を書き、二十歳の時一冊の詩集を出した位ですが、それからの七年間東京に出たり、北海道へ行ったり、生活の為にずいぶん苦しみ通して、社会と個人生活との関係について深く考え、ついに世の中にさきがけて社会主義と自由思想との真理をつかみました。歌の多くはそういう思想から自然と出て来る切ないほどの思いに満たされていて、それをよむと誰でも、本当だなあ、と感ぜずにいられないほど身にしみる力を持っています。日本古来の不自由な和歌というものを啄木はまるで新らしい自由なものにしてしまいました。

働けど働けどわが暮しらくにならざりじつと手を見る
やはらかに柳青める北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに

などという歌でも、よんでいるといつのまにか強く心が動かされてくるでしょう。
○もう一人の大詩人宮澤賢治は稗貫郡花巻町に明治二十九年に生れ、この人もたった三十八歳で死にましたが、その為しとげた仕事の立派さは驚くばかりです。此の詩人の詩や童話は実にたくさんあり、どれをよんでみても心が清められ、高められ、美しくされないものはありません。非常に宗教心にあつく、法華経ほけきょうを信仰して、まるで菩薩ぼさつさまのような生活をおくっていました。仏さまといってもいい程です。自分をすてて人の為に尽し、殊に貧しい農夫の為になる事を一所懸命に実際にやりました。詩人であるばかりでなく農業化学や地質学等の科学者でもあり、酸性土壌改良の炭酸カルシュームを掘り出したり、世の中にひろめたりしました。皆さんの知っている「雨ニモマケズ」の詩は病気でねている時に書いたのですが、今日でも多くの人に救と力とを与えています。「風の又三郎」を映画で見た事がありますか。あの童話も宮澤賢治の作ったものです。此詩人は全く世界的な大詩人といっていいでしょう。
○啄木といい、賢治といい、皆誠実な、うその無い、つきつめた性格の人でした。
 
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作家別作品リスト:No.153

作家名:石川 啄木
作家名読み:いしかわ たくぼく
ローマ字表記:Ishikawa, Takuboku
生年:1886-02-20
没年:1912-04-13
人物について:詩人、歌人、評論家。本名一(はじめ)。岩手県の僧家に生まれる。与謝野鉄幹の知遇を得、詩人としてデビュー。代表作に、詩集『あこがれ』(1905)、歌集『一握の砂』(1910)など。大逆事件を契機に社会主義思想に目ざめたが、肺疾患と窮乏のうちに死んだ。
wikipediaアイコン石川啄木

公開中の作品

  1. 足跡 (新字旧仮名、作品ID:45460) 
  2. 足跡 (旧字旧仮名、作品ID:4698) 
  3. 新しい歌の味ひ (旧字旧仮名、作品ID:48134) 
  4. A LETTER FROM PRISON (旧字旧仮名、作品ID:48164) 
  5. 郁雨に与ふ (旧字旧仮名、作品ID:48154) 
  6. 一握の砂 (新字旧仮名、作品ID:816) 
  7. 「一握の砂」広告 (旧字旧仮名、作品ID:48133) 
  8. 一日中の楽しき時刻 (旧字旧仮名、作品ID:48135) 
  9. 公孫樹 (新字旧仮名、作品ID:52298) 
  10. 一利己主義者と友人との対話 (新字新仮名、作品ID:43031) 
  11. いろ/\の言葉と人 (旧字旧仮名、作品ID:48136) 
  12. 所謂今度の事 林中の鳥(旧字旧仮名、作品ID:48155) 
  13. 歌のいろ/\ (旧字旧仮名、作品ID:48156) 
  14. 歌集「嘲笑」序文 (旧字旧仮名、作品ID:48137) 
  15. 火星の芝居 (新字新仮名、作品ID:43070) 
  16. 悲しき思出 (野口雨情君の北海道時代)(新字旧仮名、作品ID:49676) 
  17. 悲しき玩具 (新字旧仮名、作品ID:815) 
  18. 硝子窓 (旧字旧仮名、作品ID:48157) 
  19. 閑天地 (新字旧仮名、作品ID:49677) 
  20. 菊池君 (新字旧仮名、作品ID:45461) 
  21. 菊池君 (旧字旧仮名、作品ID:4100) 
  22. 雲は天才である (新字旧仮名、作品ID:45462) 
  23. 雲は天才である (旧字旧仮名、作品ID:4097) 
  24. 雲間寸観 (旧字旧仮名、作品ID:48138)     →大木 頭(著者)
  25. 刑余の叔父 (新字旧仮名、作品ID:48366) 
  26. 氷屋の旗 (新字旧仮名、作品ID:811) 
  27. 心の姿の研究 (新字旧仮名、作品ID:47891) 
  28. 札幌 (旧字旧仮名、作品ID:4696) 
  29. 札幌 (新字旧仮名、作品ID:45463) 
  30. 散文詩 (旧字旧仮名、作品ID:50410)     →斎藤 三郎(編者)
  31.  (新字旧仮名、作品ID:817) 
  32. 時代閉塞の現状 (強権、純粋自然主義の最後および明日の考察)(新字新仮名、作品ID:814) 
  33. 渋民村より (新字旧仮名、作品ID:49678) 
  34. 唱歌 (旧字旧仮名、作品ID:50411)     →斎藤 三郎(編者)
  35. 小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息 (旧字旧仮名、作品ID:48139) 
  36. 消息 (旧字旧仮名、作品ID:48140) 
  37. 女郎買の歌 (旧字旧仮名、作品ID:48158) 
  38. 赤痢 (新字旧仮名、作品ID:45464) 
  39. 赤痢 (旧字旧仮名、作品ID:4697) 
  40. 性急な思想 (新字新仮名、作品ID:813) 
  41. 雪中行 小樽より釧路まで(新字旧仮名、作品ID:3410) 
  42. 葬列 (新字旧仮名、作品ID:45465) 
  43. 葬列 (旧字旧仮名、作品ID:4098) 
  44. 大硯君足下 (旧字旧仮名、作品ID:48159) 
  45. 第十八号室より (旧字旧仮名、作品ID:48160) 
  46. 田園の思慕 (旧字旧仮名、作品ID:48161) 
  47. 鳥影 (新字旧仮名、作品ID:46947) 
  48. 鳥影 (旧字旧仮名、作品ID:4695) 
  49. トルストイ翁論文 (旧字旧仮名、作品ID:48165) 
  50. NAKIWARAI を読む (旧字旧仮名、作品ID:48153) 
  51. 日本無政府主義者陰謀事件経過及び付帯現象 (旧字旧仮名、作品ID:48141) 
  52. 人間の悲哀 (旧字旧仮名、作品ID:48142) 
  53. 農村の中等階級 (旧字旧仮名、作品ID:48143) 
  54. 葉書 (旧字旧仮名、作品ID:4104) 
  55. 葉書 (新字旧仮名、作品ID:45466) 
  56. 初めて見たる小樽 (新字新仮名、作品ID:812) 
  57. 病院の窓 (新字旧仮名、作品ID:45468) 
  58. 病院の窓 (旧字旧仮名、作品ID:4101) 
  59. 病室より (旧字旧仮名、作品ID:48144) 
  60. 漂泊 (新字旧仮名、作品ID:45467) 
  61. 漂泊 (旧字旧仮名、作品ID:4099) 
  62. 天鵞絨 (旧字旧仮名、作品ID:4103) 
  63. 天鵞絨 (新字旧仮名、作品ID:45469) 
  64. 不穏 (旧字旧仮名、作品ID:48147) 
  65. 二筋の血 (旧字旧仮名、作品ID:4102) 
  66. 二筋の血 (新字旧仮名、作品ID:45470) 
  67. 文芸中毒 (旧字旧仮名、作品ID:48148) 
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    Let it go !

    先日AMUでディズニーを取り上げてから、Let it go を英語で歌いまくってます。
    この歌、英語が本当にいい!ただ、Let it goが「ありのまま」は初めて日本語の歌詞と英語の歌詞を見比べた時からずっと強い違和感がありました。そもそも let it go って「ほっといて!」「ほっとけ!」「もう忘れろよ!」「このままでいい!」といった意味です。まあ「このままでいい!」はネガティブでもあり、とてもとてもポジティブでもあると考えているのですが。

    僕なりに和訳してみました。

    The snow glows white on the mountain tonight,
    今夜、山は雪が白く輝いている

    not a footprint to be seen.
    足跡は一つもない

    A kingdom of isolation and it looks like I'm the queen.
    孤立した王国で、私はまるで女王だ

    The wind is howling like this swirling storm inside.
    風はうなりを上げ、まるで私の心を渦巻く嵐のようだ

    Couldn't keep it in, Heaven knows I tried.
    もう抑えることはできなかった。神様は私が頑張ったことを知っている。

    Don't let them in, don't let them see.
    彼らを中に入れちゃダメ、彼らに見せちゃダメ

    Be the good girl you always have to be.
    常にあなたはいい女の子でいなさい

    Conceal, don't feel, don't let them know.
    隠しなさい、感じてはダメ、知らせてはダメ

    Well, now they know!
    でも、もう知ってしまったわ!

    Let it go, let it go!
    これでいい、これでいいの

    Can't hold it back any more.
    もう抑え込めないわ

    Let it go, let it go!
    これでいい、これでいいの

    Turn away and slam the door.
    背を向けてドアを閉めよう

    I don't care what they're going to say.
    もう何を言われても気にしないわ

    Let the storm rage on!
    嵐よ、もっと吹け!

    The cold never bothered me anyway...
    これ(両手のCold)で困った事なんて一度もなかったのにね

    It's funny how some distance, makes everything seem small.
    わずかな距離が、全てのものを小さく見せる、面白い

    And the fears that once controlled me, can't get to me at all
    私を制御していた恐怖は、もう私を支配できないわ

    It's time to see what I can do,
    私に何ができるか、それを知る時が来た

    to test the limits and break through.
    限界に挑み、乗り越える時が

    No right, no wrong, no rules for me.
    いいも悪いもルールも、何もない

    I'm free!
    私は自由!

    Let it go, let it go.
    これでいい、これでいいの

    I am one with the wind and sky.
    私は風と空と共にいる

    Let it go, let it go.
    これでいい、これでいいの

    You'll never see me cry.
    もう泣かないわ

    Here I'll stand, and here I'll stay.
    私はここに立ち、ここにいる

    Let the storm rage on.
    嵐よ、もっと吹け!

    My power flurries through the air into the ground.
    私の力は風に舞う

    My soul is spiraling in frozen fractals all around
    私の魂は結晶の中で回り続ける

    And one thought crystallizes like an icy blast
    そしてこの考えが氷の爆発のように私の中に現れる

    I'm never going back; the past is in the past!
    もう戻らない、過去は過去!

    Let it go, let it go.
    これでいい、これでいいの

    And I'll rise like the break of dawn.
    私は夜明けのように浮かび上がるわ

    Let it go, let it go
    これでいい、これでいいの

    That perfect girl is gone
    もう完璧な少女はいない

    Here I stand, in the light of day.
    陽を浴びて、ここに立っている

    Let the storm rage on!
    嵐よ、もっと吹け!

    The cold never bothered me anyway...
    これ(両手のCold)で困った事なんて一度もなかったのにね

    少しも寒くないわ、も明らかに意図が変わってしまう。"The cold"が私を困らせたことなんて一度もなかった、が直訳。でThe Coldは通常は「寒さ」と訳すのが適切だけど、エルサの場合、自分の両手の冷凍化能力の事を指してると思える。今Youtubeで見直してみると、2回のシーンとも手は見てないので(1回目はマントを脱ぎ棄てる、2回目はカメラ目線)、僕のアイデアはちょっと弱くなりましたが、僕は「これで困ったことなんて一度もなかった」がしっくりきますね。

    で、今の僕もこの曲のイメージに近いです。まあもう少しポジティブに「好きにするさ!」って感じ。

    こんな感じです。

    朝、まぶしい光が射し込んでいる

    The bright sunlight shines on me,

    足跡は一つもない

    not a footprint to be seen.

    先人のいない領域で、私はまるで国王だ

    The area without predecessors  and it looks like I'm the king.

    情熱が冷めやらない、まるで私の中に火山があるかのように

    My passion never cools as if  a volcano exsisted in me.もう抑えることはできなかった。でも抑える必要もない。

    Couldn't keep it in, and don't need to keep it in.

    未来はどうなる?定量的目標?

    What will I be? Quantitative Goals?

    常に僕はいい人でいなければダメなのか?

    Be the good man you always have to be.

    他人はどうなの?完璧であるべき?

    What others think? Should be perfect ?

    すべていらない!

    Well, NO WAY !!

    これでいい、これでいいの

    Let it go, let it go!

    もう抑え込めないわ

    Can't hold it back any more.

    これでいい、これでいいの

    Let it go, let it go!

    背を向けてドアを閉めよう

    Turn away and slam the door.

    もう何を言われても気にしないわ

    I don't care what they're going to say.

    嵐よ、もっと吹け!

    Let the storm rage on!

    これ(私の中の無謀さ)で困った事なんて一度もなかったのにね

    This never bothered me anyway...

    わずかな距離が、全てのものを小さく見せる、面白い

    It's funny how some distance, makes everything seem small.

    私を制御していた不安は、もう私を支配できないわ

    And the fears that once controlled me, can't get to me at all

    私に何ができるか、それを知る時が来た

    It's time to see what I can do,

    限界に挑み、乗り越える時が

    to test the limits and break through.

    いいも悪いもルールも、何もない

    No right, no wrong, no rules for me.

    私は自由!

    I'm free!

    これでいい、これでいいの

    Let it go, let it go.

    私は風と空と共にいる

    I am one with the wind and sky.

    これでいい、これでいいの

    Let it go, let it go.

    もう泣かないわ

    You'll never see me cry.

    私はここに立ち、ここにいる

    Here I'll stand, and here I'll stay.

    嵐よ、もっと吹け!

    Let the storm rage on.

    私の力は風に舞う

    My power flurries through the air into the ground.

    私の魂は結晶の中で回り続ける

    My soul is spiraling in frozen fractals all around

    そしてこの考えが氷の爆発のように私の中に現れる

    And one thought crystallizes like an icy blast

    もう戻らない、過去は過去!

    I'm never going back; the past is in the past!

    これでいい、これでいいの

    Let it go, let it go.

    私は夜明けのように浮かび上がるわ

    And I'll rise like the break of dawn.

    これでいい、これでいいの

    Let it go, let it go

    もう完璧な少女はいない

    That perfect girl is gone

    陽を浴びて、ここに立っている

    Here I stand, in the light of day.

    嵐よ、もっと吹け!

    Let the storm rage on!

    これ(私の中の無謀さ)で困った事なんて一度もなかったのにね

    This never bothered me anyway...

    昼休みの即興でしたが、意外といい感じにできましたw

    これに歌い替えようww

    -幸せ日記
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底本:「昭和文学全集第4巻」小学館
   1989(平成元)年4月1日初版第1刷発行
   1994(平成5)年9月10日初版第2刷発行
入力:門田裕志
校正:仙酔ゑびす
2006年11月20日作成
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底本:「定本 野口雨情 第六巻」未來社
   1986(昭和61)年9月25日第1版第1刷発行
底本の親本:「週間朝日」
   1929(昭和4)年12月8日
初出:「週間朝日」
   1929(昭和4)年12月8日
入力:林 幸雄
校正:今井忠夫
2003年11月24日作成
2016年2月7日修正
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